シャニマスローンチから3週間。
初めてシャニマスに触れるという人も増えてきてるそうです。
そこでよく耳にするのが
「オーディションで勝てない!」
そんなお悩みへの処方箋がこちらになります。
オーディションってなに?
シャニマスにおける「バトル」要素です。
プロデュースはシーズン制で規定のファン数に達しないと次のシーズンに進めずプロデュース失敗となってしまいます。
ファン数の獲得はレッスンやお仕事でも可能ですが微々たるものなのでシーズンを進めるためにはオーディションでの勝利が必要不可欠となります。
オーディションの内容
「審査員にライブスキルでアピールして興味をもってもらい満足させてより多くのスターをもらう」
以上
・・・こんなこと書いてもなんのことかわからないと思うので一般的なRPG用語に置き換えてみます。
審査員:敵、モンスター
ライブスキル:攻撃手段
アピール(値):アイドルが敵に与えるダメージ
満足度:敵のHP
満足させる:敵のHPを0にすること
スター:戦闘報酬
アイドルが敵を倒すと表現すると物騒なのでシャニマス用語に則ると
「審査員の満足度を上限まで上昇させることを競い、その達成度に応じてスターを獲得する」
という加算方式で表されます。
オーディションの勝利条件
各シーズンのオーディション:スター獲得数で上位2名に入る
W.I.N.G.:スター獲得数で1位になる
スターが同数の場合は同順位となります。
スターの獲得条件
3種類あります
1.審査員の30%(60%、90%)の満足度を獲得する
2.審査員を満足させる(満足度の上限に到達させる)
3.審査員の満足度を最も多く獲得する
1は Bonus、獲得スター数は2個
2は Last Appeal、獲得スター数は4個
3は Top Appeal、獲得スター数は10個
となります。
さらにシーズンの各週にはジャンル( Vo,Da,Vi )の流行があり流行順位1位、2位の審査員から獲得できるスター数はぞれぞれ2倍、1.5倍されます。
表にすると
流行順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
Bonus | 4 | 3 | 2 |
Last Appeal | 8 | 6 | 4 |
Top Appeal | 20 | 15 | 10 |
(数字はスターの個数)
この表から明らかなようにオーディションの基本戦略は 「流行順位1位の審査員からTop Appealを得ること」 となります。
スター獲得条件の注意点
Bonusの注意点
Bonus獲得条件は審査員の30%、60%、90%の満足度を獲得することですが
この値はアイドル毎に集計された値です。
アイドルのアピールの累積値ではありません。
たとえば審査員の満足度の上限を100とし
アイドルA、アイドルB、アイドルCの順でアピールしたとします。
ここで
アイドルAのアピール:26
アイドルBのアピール:5
となったとき審査員の満足度は累積で31に達していますがアイドルBはBonusを獲得できません。
アイドルBが得た満足度は30に満たない5だからです。
ここからアイドルCのアピールが32となったとき
アイドルAのアピール:26
アイドルBのアピール:5
アイドルCのアピール:32
で審査員の満足度は累積で63に達します。
アイドルCが得た満足度は30を超えた32なのでアイドルCはBonusを獲得できます。
ここまでの流れで予想されるように1人の審査員からBonusをもらえないケースも出てきます。
たとえば審査員の満足度の上限を100として
アイドルAのアピール:26
アイドルBのアピール:5
アイドルCのアピール:22
アイドルDのアピール:22
アイドルEのアピール:25
となって審査員が退出した場合、どのアイドルも30以上の満足度を得ていないためBonusを獲得できません。
現行のオーディションはプロデュースユニット1組とライバルユニット5組までの最大6組で審査員の満足度を奪い合う形となります。
オーディションに参加するライバルユニットの数が多いほどBonusを獲得し辛くなることがわかります。
(90%Bonusが狙えるのはライバルユニット数が少なく審査員の満足度の上限も低いシーズン1のオーディションぐらいです)
つまり審査員から確実にスターを得る手段は Last Appeal と Top Appeal の2つとなります。
Top Appealの注意点
Top Appeal獲得条件は審査員の満足度を最も多く獲得することです。 審査員に与えたアピール値が最も高いということではありません。
審査員の満足度の上限を1000としアイドルA、アイドルB、アイドルCの順でアピールした場合を考えてみます。
アイドルAのアピール:500
アイドルBのアピール:300
アイドルCのアピール:700
アイドルCのアピール時点でアピール累積1500が審査員の満足度の上限1000を超えたので審査員は退出します。
ここでアイドルCのアピールが700と最も高いのでアイドルCがTopAppealを獲得しそうですが アイドルCが得た満足度は700ではなく200なのでアイドルCはTopAppealを獲得できません。
詳しく書くと
アイドルAのアピール:500(1000)
アイドルBのアピール:300(500)
アイドルCのアピール:700(200)
()の数字は各アイドルがアピールする前の審査員の残りの満足度
つまり、審査員の残りの満足度を超えたアピールをしてもその超えた分のアピール(この場合では700から200を引いた500の部分)は切り捨てられるということです。
アイドルのアピール値=審査員から獲得する満足度
が成立するのは審査員の満足度が上限に達するまでです。
最も高いアピールを出したからといって他の審査員へのアピールに浮気するとTop Appealを取り損なうことがよくあります。
この点からTop Appealを取るためには「1人の審査員に集中アピール」するのが有効だとわかります。
Last Appealの注意点
Last Appeal獲得条件は「審査員にトドメを刺したアイドルが獲得できる」と単純です。
本命以外の審査員を他のアイドルにアピールさせて審査員の満足度が上限近くになってから当該審査員にアピールしてトドメを刺すという「美味しいところ獲り」が基本になります。
他のアイドルのスター数を増やさせないという防御的な側面もあります。
審査員とライブスキルの選択
審査員は3人いて、それぞれVo、Da、Viを担当しています。
審査員の担当ジャンルに対応したライブスキルでアピールするとExcellentと表示され通常アピールの2倍のアピール値を与えることができます。(いわゆる会心の一撃、クリティカルヒット)
チュートリアルでは単に「効果的」と説明されていますが正確には2倍で通常アピールとは大きな差となります。
例えば、Vo:200,Da:300のアイドルが
Vocal 1倍アピールでVo審査員にアピールした場合 ⇒ 200×1×2=400
Dance 1倍アピールでVo審査員にアピールした場合 ⇒ 300×1=300
(能力値×ライブスキル倍率×Excellent=アピール値として単純化した例、実際は能力値の項がもっと複雑です)
となり能力値が低くても担当審査員にアピールしたほうが効果的な場合もあります。
***ライブスキルの注意点
オーディションで使えるライブスキルは
プロデュースアイドル:4つ
サポートアイドル:1人につき1つ
で4+1×4=8の計8つです。
最初のターンでこの8つの中から3つがランダムで選択されその内1つを選んでアピールすることになります。
選ばれなかった2つのスキルはそのまま選択欄に残り、別のスキル1つがランダムで新たに選択欄に加わります。
つまり選択欄に加わるライブスキルをプレイヤーが選ぶことはできません。
流行1位のジャンルにアピールしようしても当該ジャンルのライブスキルが選択欄に現れてくれないということが多々あります。
また、プロデュースアイドルは同一名称のライブスキルを持てません。
例
✖ Vocal2.5倍アピールとVocal2.5倍アピール
〇 Vocal2.5倍アピールとVocal2倍アピール
「2.5倍アピールの高火力で集中攻撃したい!!」と誰もが思います。
しかし初期スキルで通常の2.5倍アピールを持っているのはSR/SSRに限られる上に通常の2.5倍アピールと被らない「2.5倍アピール+α」(例:トリプルイルミネーション)は4回の特訓が必要となります。
そのため同ジャンルの2.5倍アピールを複数所持するのは難しいです。(ガシャをガンガン引ける大富豪は除く)
オーディションの基本戦略 最終案
「流行順位1位の審査員に当該ジャンルのライブスキルで集中アピールしてTop Appealの獲得を狙いその過程で30%BonusやLastAppealの獲得も狙っていく」
こととなります。
この戦略がハマると20+8+4=32のスター数を獲得することになり、まず間違いなく1位となります。
これだけでシーズン4の一番右のオーディション(オールアイドル感謝FESTIVAL)以外は楽に勝てます。
ただこれから先の難関オーディションではより緻密な戦略が要求されのですがそれはまた次回の話ということでCiao!!